2019年の阪神タイガースは、シーズン終盤の怒涛の6連勝で最終順位を3位としてCSへと進みました。
CSでは横浜DeNAとのファーストステージを勝ち上がりましたが、ファイナルステージでは読売に敗れ2019年シーズンを終了しました。
そんな阪神ですが、2020年のペナント優勝に向けて、絶対に改善しなくてはいけないポイントがあります。
それは、貧打と守備力です。
貧打はここ数年の阪神がずっと抱えている問題で、毎日のように試合を見いる阪神ファンの方は、もはや見飽きているかも知れません。
ペナント3位という成績も、プロ12球団で防御率1位の投手陣の活躍が非常に大きく、特に中継ぎ陣は素晴らしい活躍を見せました。
ただそんな素晴らしい投手陣をも困らせたのが、もう1つのポイントである守備力です。
2019年の阪神は異常な程に守れませんでした。
守備がピッチャーの足を引っ張るシーンを何度も何度も目にしましたし、結果的にはシーズン102失策という3桁の失策を記録しました。
さらに言えば、この102失策は記録として残っているのが102失策であって、記録に残らない守備のミスを含めると、とんでもない数になってしまいます。
そう考えると投手陣、特に先発投手は、「援護が少ない上に守備が崩壊」という状況の中で本当によくがんばってくれたと思います。
そんな2019年の阪神でしたが、10月31日からは秋季キャンプが始まります。
春季キャンプとは違いベテラン陣などは参加しない選手もいますが、現在の阪神は若手選手が非常に多いのでシーズン中に活躍した多くの選手が参加します。
やはり秋季キャンプでは、徹底的な守備の鍛え直しに期待です。
阪神のシーズン102失策は異常!
2019年の阪神は、チーム失策数が102失策と3桁を超えてしまいました。
これは12球団でトップの失策数です。
逆に12球団で一番失策数が少なかったのは中日の45失策ですが、阪神の102失策と比べると半分以下の数字です。
この102失策は異常な数字で、阪神のチーム失策数が100を超えたのは2000年の101失策以来の19年ぶりです。
セリーグで見ても2014年のDeNA(116失策)以来5年ぶりの3桁失策です。
この数字だけで見ても、阪神の投手陣が味方の守備によってかなりの苦労をしてきた事が分かります。
阪神主力内野手の失策数
- 大山選手・20失策
- 木浪選手・15失策
- 北條選手・12失策
- 糸原選手・7失策
- マルテ選手・7失策
- 梅野選手・5失策
*計66失策で、これだけで中日やDeNAのチーム失策数を超えます
選手個人の失策数を見てみると、大山選手のセリーグトップの20失策はやはり目立ってしまいます。
大山選手はルーキーの時から非常に守備が上手かったイメージで、送球も上品と言われる程に安定していました。
しかし2019年は上品だった送球にも過去には無いミスが見られました。これには開幕から4番を任されたプレッシャーなどもあったのかも知れません。
また、セリーグ失策数2位は木浪選手の15失策で、セリーグは阪神の選手が失策ワンツーフィニッシュになってしまいました。
パリーグと比べても、失策が一番多かった西武・外崎選手が15失策なので、阪神選手の失策数の異常な多さが分かります。
やはり阪神は、この異常な失策数や細かい守備のミスを改善していく事が、2020年にリーグ優勝を目指す上で必須と言えます。
2019年秋季キャンプは守備力アップが必須!
阪神の秋季キャンプは、10月31日(木)〜11月19日(火)までの2週間半に渡り、高知県安芸市にある安芸タイガース球場で行われます。
秋季キャンプは春季キャンプとは違い、ベテラン陣や外国人選手などは参加しない選手もいます。
なので福留選手や糸井選手、藤川球児選手などのベテラン陣は参加しません。
しかし2019年の阪神は若手選手を多く起用し、守備でのミスが目立ったのも若手選手が大半でした。
なので先ほど紹介した失策が目立った主力内野手陣は、ほぼほぼ全員が秋季キャンプに参加します。
さすがに首脳陣もシーズン102失策が大きな問題だとは分かっていると思うので、秋季キャンプでは徹底的な守備練習があるかも知れません。
秋季キャンプでは守備力アップを必須として選手、監督、コーチ共にがんばってもらいたいです。
秋季キャンプは虎テレやスカパーで見れる
熱狂的な阪神ファンの方は、現地まで秋季キャンプを見行く方もいるかと思います。
しかし「春季キャンプは行くけど秋季キャンプは行かない」「さすがに現地までは行けない」「時間とお金に余裕がない」という方もいるでしょう。
そんな方は、虎テレやスカパーで秋季キャンプを視聴するのも良いと思います。
虎テレはスマホ・パソコン・タブレットで視聴できるネット配信サービスで、月額600円(税抜)で利用できるので、安く手軽に利用できます。
シーズン中は1試合単位(1試合200円税抜)でも視聴できるので、状況に合わせて利用することもできます。
また、テレビで見たい方はスカパーのスカイAで毎日生中継&再放送があるので加入してみても良いと思います。
スカパーは初加入の場合、最初の1ヶ月は無料で視聴できます。(加入月の解約はできません)
プロ野球セットに加入すれば、秋季キャンプ以外でも春季キャンプやオープン戦、ペナント全試合も視聴できるのでプロ野球ファンにはオススメです。
また、シーズンオフなどの視聴をしない期間はネットから簡単に休止できます。
なので秋季キャンプに現地までは行けない方は、虎テレやスカパーのスカイAで視聴するのもオススメです。
まとめ
2019年・阪神秋季キャンプまとめ
- シーズン102失策は異常で、阪神では19年ぶりの不名誉な記録
- 主力内野手の失策数だけで中日やDeNAのチーム失策数を超える
- 2019年秋季キャンプは守備力アップが必須
- 阪神の秋季キャンプは虎テレやスカパーで見れる
この記事では、2019年の阪神タイガースの守備について紹介してきました。
やはりシーズン102失策は多過ぎです。特に内野陣の失策は目立ちました。
現状の阪神は、かなりの貧打に悩んでいますが、その上で守備もここまで酷いとなると投手陣はかなりキツかったと思います。
実際にシーズン3位に食い込めたのも投手陣の活躍が非常に大きかったと思います。
なので2019年の秋季キャンプでは、徹底的に守備を鍛え直して欲しいものです。
また、秋季キャンプは10月31日から安芸タイガース球場で行われます。見に行かれる方は守備練習に注目してみると良いと思います。
秋季キャンプはスカパーや虎テレでも視聴できるので、もし時間があったら視聴してみましょう。
ありがとうございました!