藤井彰人バッテリーコーチは、捕手として2015年まで現役でプレーしました。
現役時代は近鉄、楽天、阪神と3球団を渡り歩き、阪神へは2010年オフにFAで移籍してきました。
現役晩年は、主にメッセンジャー選手の登板時にマスクを被ることが多かった印象で、引退した2015年のCSでもメッセンジャー選手とバッテリーを組み、チームの勝利に貢献しています。
現役引退後は独立リーグのバッテリーコーチを経て、2017年ファーム育成コーチ、2018年2軍バッテリーコーチとして選手を指導し、2019年からは1軍バッテリーコーチを務めています。
この記事では、そんな藤井彰人1軍バッテリコーチの
- プロフィール
- 藤井コーチはイケメンで男前?
- 現在はバッテリーコーチとして梅野、坂本を指導!
などを紹介していきます。
藤井彰人コーチのプロフィール
名前:藤井彰人(ふじい あきひと)
生年月日:1976年6月18日
身長・体重:170cm・80kg
血液型:AB型
背番号:89
ポジション:捕手
投球・打席:右投げ右打ち
出身:大阪府東大阪市
経歴:近畿大学附属高→近畿大学→大阪近鉄バファローズ→楽天→阪神
プロ入り:1998年ドラフト2位
大阪近鉄への入団から一貫して、身長を170cmと公表していた。
しかし、引退表明に合わせて在阪スポーツ紙向けに公表した手記で、実際の身長が168cmであることを明かした。
この手記によれば、「プロ野球では、身長が170cmに満たなければ入団テストすら受験できないので、168cmという身長にものすごいコンプレックスを持っていた」「近畿大学時代の練習中に、二岡の視察で訪れていた巨人のスカウトから、面と向かって『君は小さいからプロ(野球)では無理だな』と言われた」という。
その一方で、入団後は(大柄な捕手より)素早く動けることを長所に、3球団にわたって17年間の現役生活を全うした。
出典:Wikipedia
藤井彰人コーチはイケメンで男前?
藤井コーチは現役時代「男前」の愛称でファンから慕われていました。
この「男前」が藤井コーチの愛称になった経緯は、2011年のヒーローインタビューが始まりです。
一緒にお立ち台に上がった元阪神・新井貴浩さんが、その試合でホームランを打った藤井コーチについて
「(チームメイトも)みんな喜んでましたし『さすが男前!』と言ってました」
と話して笑いを誘い、それに対して藤井コーチも
「顔しか取り柄ないですけど」
と言い返して盛り上げました。
藤井コーチは、このヒーローインタビューの最後にも
「さっきも言いましたが、顔しか取り柄ないですけど一生懸命がんばりますので今後ともよろしくお願いします」
と言って締めました。
そしてこの日以来、藤井コーチがヒーローインタビューに上がると男前ネタでイジられるようになり、藤井コーチも「バッティングは顔ほど自信がないのですが」などと毎回盛り上げていました。
また、引退会見では自身の男前キャラについて
「金本さんが言ってくれたことがきっかけで。“男前”は違和感ありましたけど」
とも語っていて、多少の違和感があったようです。
ただ、引退会見の最後に「藤井選手の取り柄は?」と聞かれると、しっかり「顔ですか」と答えて、笑顔を見せていました。
これがイケメンで男前な藤井コーチのエピソードでした。
現在はバッテリーコーチとして梅野、坂本を指導!
現在の藤井コーチは、1軍バッテリーコーチとして梅野選手や坂本選手を指導しています。
阪神は矢野監督が就任後に
「捕手はチームを勝たせてナンボ。皆で競争してもらう」
と、2018年規定打席に達し、ゴールデングラブ賞も受賞した梅野選手も正捕手確約ではないとしています。
藤井コーチは梅野選手も競争になる事について↓
梅野もその気でいますし、僕もそう本人にも言いましたし。
結局ずっと勝っていたら捕手は代えないということです。そこはベンチとの信頼関係。
(梅野も)技術的に認めるところも当然ありますし、一緒にやっていてうまなったなと思うこともありますし。
梅野も今年規定打席に(阪神の捕手として)何年かぶりに達しましたけど、結局最下位だったら、キャッチャーとして悔しいと思うんですよ。
キャッチャーとして良かったシーズンにはならないと思う。目的が勝つことだから。
いろいろなところで目配り、気配り、思いやりができるキャッチャーになってほしいと思います。
出典:https://www.daily.co.jp/tigers/2018/11/17/0011827253.shtml
と、語っています。
また、藤井コーチは選手とのコミュニケーションも重要視していて、選手には困った事を箇条書きにして書き留めてもらい、それを藤井コーチが受け取って話し合いを行なっているようです。
藤井コーチは選手と個別面談も多く行なっているようで
「練習中だけどね。別に部屋呼んでとかはしてないんですけど、こんなこと思っていたんだなぁって。その場で話して解決できるものもあったので、それはなしねって言ったりしてね。全部克服できたわけじゃないけど、梅野はこう考えていたんだ、原口はこう考えていたんだっていうのが僕にも分かって、それを理解した上でレベルを上げたいところも分かったから」
出典:https://www.daily.co.jp/tigers/2018/11/16/0011824507.shtml
と、選手とのコミュニケーションについて語っています。
このように、選手との話し合いを重ね、阪神の正捕手を育成することが、藤井コーチの今後の大事な仕事になります。
まとめ
この記事では、藤井彰人1軍バッテリーコーチの
- プロフィール
- 男前と呼ばれるきっかけ
- バッテリーコーチとしての選手の指導方法
などを紹介してきました。
藤井コーチは現役時代「男前」の愛称でファンから愛されました。
そして現在は1軍バッテリーコーチとして、コミュニケーションを大事にしながら選手を指導し、正捕手育成を目指しています。
なので今後の阪神正捕手争いがどうなっていくのかは、藤井コーチの指導にもかかっていますね。
また、試合中継ではベンチにいる藤井コーチが映されることも多いと思います。
今後は阪神正捕手争いと、ベンチにいる男前な藤井コーチにも注目です。
ありがとうございました!