福留孝介選手は、これまでに多くの名言を残してきています。
その中でも、中日時代の契約更改で言った
「誠意は言葉ではなく金額」
は有名ですね。
その他にも、お金に関する名言を多く残しているので、福留選手に対して銭ゲバのイメージを持っている人も多いようです。
ただ、もちろん野球に対しての名言も残しています。
それがあまり取り上げられていないのは、お金に関する名言のインパクトが強く
「福留名言=お金」
みたいになってるからかも知れません。
この記事では、そんな阪神・福留孝介選手が今までに残してきた、伝説の名言を紹介していきます。
阪神・福留孝介選手の伝説の名言(お金編)
中日時代の福留選手は契約交渉で揉める(ゴネる)ことが多々ありました。
阪神に入団してからは揉める事は無いですが、当時はかなりゴネていましたね。
ここでは、中日時代の福留選手が、契約交渉で残した名言を紹介します。
誠意は言葉ではなく金額
この名言はかなり有名です。
この名言は中日時代の2006年に、首位打者、ベストナイン、ゴールデングラブ賞、シーズンMVPのタイトルを獲得した福留選手が、オフの契約交渉前にマスコミの取材で語ったものです。
ただ、実際に福留選手が言った言葉は、「誠意は言葉ではなく金額」ではなく「評価は言葉ではなく金額」だったようです。
その後の交渉でも揉めた福留選手はバッシングを受ける事もあり、「誠意は言葉ではなく金額」が福留選手の契約交渉でのイメージとして、その後広く伝わる様になりました。
年俸が上がらないから車が買えない
これも有名な名言ですね。
中日から2億円の現状維持を提示され、「年俸が上がらないから車が買えない」と言い放ちました。
2億もあったら十分車は買える気もしますが・・・
また、この年の契約更改では、
「井端(当時の同僚)が1回ゴネて3000万円上がるのはおかしい」
との名言も残しています。
上がった分は寄付するつもりだった
この名言は2004年の契約更改のもので、この寄付とは2004年10月に起きた新潟県中越地震に対するものです。
ただ、この名言は後に現実になっています。
というのも、実際に福留選手は東日本大震災の義援金として多額の寄付をしています。
その額なんと100万ドルで、当時の日本円にすると約8,000万円〜1億円です。
当時の福留選手は「特に話すことはない」と、この寄付を公表していませんでした。
ただ、米国内の関係者への取材(当時の福留選手はカブス)で福留選手の寄付額が分かったようです。
これにより、2004年の「上がった分は寄付するつもりだった」も「本音だったのでは?」と福留選手を見直す人も多くなりました。
また、100万ドルという寄付額はプロ野球選手の寄付で最高額です。
*福留選手の他にはイチロー、松坂大輔、ラミレス(現Dena監督)も100万ドルを寄付しています。
阪神・福留孝介選手の伝説の名言(野球編)

画像出典:http://news.nifty.com/article/sports/baseball/12133-285591/photo/
福留選手は野球に関する名言も多く残しています。
40歳を超えても現役として活躍する福留選手の考え方や、阪神の若手選手に対しての名言を紹介します。
自分で上を目指さなくなったら終わり
この名言は、numberで紹介されているものです。
スポーツの世界、自分で上を目指さなくなったら終わりだと思いますよ。
だって、10割あるうちの3割しか打てていないんだから、10割を目指さないと。
「数字上は10割って、あるじゃないですか。だったら中途半端に4割、5割って言うより、一番上の10割まで行きたいって言った方がいいでしょ。僕はそのためにもっといいものがあるんじゃないかって、常に思い続けてるんです」
出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/821811
この名言で、福留選手が常に上を目指して野球をしている事が良く分かりますね。
常に向上心を持って野球をしているんだと思います。
この考え方は、40才を超えても現役として活躍している要因なのかもしれませんね。
俺には伸びようとしていないように映った
この名言も、numberで紹介されているものです。
これは阪神に移籍してきた福留選手が若手選手を見て思ったことです。
タイガースはずっと若い選手が伸びないと言われてきたけど、俺には伸びようとしていないように映った。
「もちろん他球団の選手と同じように一軍をつかみとってやろうと思っているんだけど、その思いの強さが違うというか……。それはメディアや周囲がつくりあげた環境による部分もあると思う。でも彼らにとってはそれが当たり前だから、違いがわからないんだよ」
出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/828737
これは福留選手が、ある若手選手と一緒にプレーして感じたことで、その選手から野心、向上心、実力などを感じ取れなかったらしいです。
福留選手は中日やメジャーで多くの選手を見てきているので、阪神の若手選手と他球団選手に違いを感じるのかも知れませんね。
晋太郎!ウメ!逃げるな!
この名言は、2015年の開幕3戦目で、藤浪選手と梅野選手のバッテリーに向けて福留選手が言った言葉です。
初回に外角一辺倒の投球で3失点したバッテリーに、福留選手は怒号にも近い声で
「晋太郎!ウメ!逃げるな!」
と、怒ったようです。
この時の事について、後に福留選手は、
「今年は晋太郎がやらなきゃ、勝てない。それなのに、いきなり、あんな投球したことに腹が立ったんだよ」
出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/824296?page=2
と、語っています。
やはり、藤浪選手や梅野選手の今後の成長に期待しているからこの言葉が出たんでしょうね。
また、福留選手はその後にもベンチで藤浪選手に怒っている事がありました。
その事についてはこちらの記事で↓
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阪神・福留孝介選手が藤浪選手を怒る?銭ゲバは本当?数々の名言も!
福留孝介選手はメジャーでの実績もあるベテラン選手で、阪神では2013年からプレーしています。 2017年からは鳥谷選手からキャプテンを引き継ぎ、現在は阪神のキャプテンも担っています。(2019年から糸 ...
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まとめ

画像出典:https://instagrammernews.com/detail/1569535233840230971
この記事では、阪神・福留孝介選手の伝説の名言を紹介してきました。
福留選手のお金に関する名言は、ネット上でも良く取り上げているので知ってる人も多かったかも知れませんね。
やはり、「誠意は言葉ではなく金額」は伝説の名言です。
若手選手についての名言には「もっと野心や向上心を持って野球に取り組んで欲しい」という願いのような所もあるんだと思います。
福留選手は打率10割を目指す選手なので、若手選手にもそれぐらいの向上心を持って上を目して欲しい、という事なんでしょうね。
まぁとにかく、福留選手には今後の活躍と新たな名言に期待していきましょう。
ありがとうございました!