阪神・藤浪晋太郎はなぜ与死球が多い?原因は?ヤクルト畠山とは因縁も…

投稿日:2019年2月19日 更新日:

 

https://www.google.com/amp/s/hochi.news/amp/baseball/npb/20190217-OHT1T50358.html

藤浪晋太郎選手金本前監督が就任した2016年辺りから、抜け球が目立つ事が増え、与死球数(与死球率)が多くなっています。

元々、藤浪選手はコントロールよりも球威で抑えるタイプの投手で、粗さも魅力の1つと言えました。

ただ、2016年以降の抜け球の多さは、それまでの粗さとは少し意味が違う気もします。

この記事では阪神・藤浪晋太郎選手の

  • プロ入り後の与死球回数
  • 与死球が増えた原因
  • ヤクルト・畠山との因縁

などについて紹介していきます。

藤浪晋太郎選手のプロフィールや以前のイップス疑惑についてはこちらの記事から↓

藤浪晋太郎選手はイップス?不調の原因は?年俸や成績も!

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藤浪晋太郎選手の与死球数

画像出典:https://www.google.com/amp/s/www.zakzak.co.jp/spo/amp/170914/spo1709140008-a.html

元々、藤浪選手は、そこまでコントロールの良いピッチャーというわけではないです。

与死球が目立つ前までは、ある程度の粗さは藤浪選手の魅力でもありました。

しかし2016年辺りから、抜け球の数が非常に増え、右打者に対する与死球が増えています。

プロ入りからの与死球数(与死球率)

藤浪選手のプロ入りから2018年シーズン終了までの与死球数(与死球率)をまとめました。

プロ1年目の2013年は137.2回を投げ、与死球2と、かなり与死球が少なかったです。

2014年、2015年は2年連続で11個の与死球が記録されています。

異常なのは2017年で、59回を投げ与死球8で、与死球率も1.220を記録しています。

2018年は71回を投げて与死球4と数字的には落ち着きました。

ただこれは、藤浪選手に対して相手チームが抜け球を警戒し、左打者を多用する事が増えてきたことも、多少の関係がありそうです。

※与死球率とは9イニングあたりの与死球の確率。

※(例)0.500の場合は9イニングで0.5個、18イニングで1つの死球を与える計算。

2013年

投球回数  137.2

与死球数  

与死球率  0.131

2014年

投球回数  163.0

与死球数  11

与死球率  0.673

2015年

投球回数  199.0

与死球数  11

与死球率  0.497

2016年

投球回数  169.0

与死球数  8

与死球率  0.426

2017年

投球回数  59.0

与死球数  

与死球率  1.220

2018年

投球回数  71.0

与死球数  4

与死球率  0.570

なぜ与死球が多い?原因は?

藤浪選手の与死球がなぜ増えたのか?

その原因については、多くの解説者や専門家が様々な見解を述べています。

イップス疑惑

藤浪選手のイップス疑惑については、2016年以降に新聞等で度々報道されてきました。

藤浪選手自身は

「イップスではない」

と否定していますが、専門家の中にはイップスだと言い切る人もいるようです。

イップスの治療、改善業務を行う、ITMメンタルオフィス阿部久美子氏は、以前の取材で

客観的に見れば、イップスだと思われます

相手に死球を当ててはいけない、ボールが右に行ってはいけない

そうした強い思いが投球時の力みに繋がり、逆にコントロールを乱してしまう結果となったのではないでしょうか

出典:https://www.j-cast.com/2017/08/17306119.html?p=all

確かに、藤浪選手は死球を与えた事を原因に大崩れする事もみられました。

ファンの中にも藤浪選手の不調には精神面の影響もある、と思っている方も多いかも知れません。

ただ、藤浪選手本人は否定していますし、この専門家の話がどこまで信用できるのかも分からないので、本当の所はなんとも言えないと思います。

技術力不足

プロ野球OBや解説者には、藤浪選手のイップス疑惑を否定し、技術力不足を指摘する人も多いです。

中日OBで元監督の谷繁元信氏は2018年に藤浪選手の登板試合を解説した際

(制球難は)今に始まったことじゃないです

色んな藤浪がいるんですけど、根本的に僕の意見としては技術的なところだと思います

体の使い方など、自分で自覚して直していかない限り、これが続くと思います

出典:https://baseballking.jp/ns/150779

と、技術力不足を指摘しています。

また、同じく元中日監督の落合博満氏

周りは(原因を)メンタルというけれど技術でしょ

技術を会得することを放棄してしまっている

(本人も)精神的なものと受け止めてしまっている

出典:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/05/29/kiji/20180529s00001173195000c.html

このように谷繁氏、落合氏はイップスではなく、藤浪選手の技術力不足が与死球増の原因だと指摘しています。

疲労の蓄積

藤浪選手は名門・大阪桐蔭高校を卒業後プロ入りし、1年目から先発ローテーションの1人として活躍してきました。

その為、高校時代からの長年の疲労の蓄積が原因で、投球フォームを崩した事が、近年の不調や与死球の増加の原因になっている、と訴えている解説者もいます。

解説者の江本孟紀氏は以前の取材で

ルーキーでもベテランでも疲労は同じ

200イニング近く投げれば肩や肘はボロボロ状態

本来ならシーズンが終了したら1、2カ月はボールを投げず、治療に専念しなければいけない

今年の阪神は野手も投手もウエートトレーニングで筋力を鍛えている

ここに大きな落とし穴がある

特に投手の場合は危険

つけていい筋肉とそうでない筋肉があるし、一番大事なのは上半身と下半身のバランス

今年の藤浪が苦しんでいるのは、このバランスが崩れているからだ

出典:https://www.sankei.com/smp/west/news/160728/wst1607280037-s1.html

と、疲労の蓄積から上半身と下半身のバランスが崩れた事が、制球難の原因になっていると語っています。

ヤクルト畠山とは因縁も…

画像出典:https://www.google.com/amp/s/www.sanspo.com/baseball/amp/20170410/tig17041013000018-a.html

藤浪選手の抜け球や不調が目立ち出したのは、このヤクルト畠山への与死球によって起こった乱闘からかも知れません。

それ以前にも元広島の黒田にキレられた事もありましたが・・・

ヤクルト畠山への与死球で乱闘

この乱闘は2017年4月4日の京セラドームでの試合で起こりました。

藤浪選手がヤクルト畠山の左肩付近に死球を当てたのが事の発端でした。

ブチ切れた畠山は藤浪選手を睨めつけながらマウンド方向へ。

そして両チームがグラウンドに集まり乱闘開始。

その後の流れを3行で・・・

バレンティンが突っ込んできて、矢野監督(当時コーチ)を吹っ飛ばす!

これに矢野監督がブチ切れジャンピングニーで応戦!

金本前監督もブチ切れてバレンティンを追走!

その後に乱闘は収まりますが、結果、この乱闘ではバレンティンと矢野監督が退場になりました。

藤浪選手は与死球が頭ではなく左肩付近だった為、退場にはなりませんでした。

試合はその後、警告試合として再開。

藤浪選手はその回を投げきり降板しました。

藤浪選手の試合後の談話

藤浪選手は試合後に自身の投球フォームの崩れや、ヤクルト畠山への謝罪の気持ちを語っています。

一回から浮き足立ってしまった

最後の最後まで自分のフォームで投げられず、狂ったまま投げてしまった

打者と勝負する以前の問題で、ストライクを取ることに必死だった

畠山さんには申し訳ない

反省すべきところはして、引きずらないように

いい意味で切り替えてあしたからやっていきたい

出典:https://www.sanspo.com/baseball/amp/20170405/tig17040505040005-a.html

確かにこの試合は、5回9四死球と大荒れで、本当にストライクを取るのがやっとでした。

金本前監督の試合後の談話

金本前監督は、この試合の藤浪選手の投球内容について

もう、ピッチングになってないもんな

ストライクが入らないんだから、どうしようもない

出典:https://www.sanspo.com/baseball/amp/20170405/tig17040505040005-a.html

乱闘については

こっちも原口が当てられてるから

でも、お返しをしたわけじゃない

勝負の中で当たったことだから

(バレンティンは)不意に殴ってきたから許せない

出典:https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/671123/

このように、藤浪選手の投球内容についてはバッサリとした感じですが、バレンティンに対しては少なからずも怒っています。

矢野監督(当時コーチ)の試合後の談話

矢野監督は試合後、この乱闘について

一番は晋太郎を守ること

そのなかでバレンティンが俺のところにきたから応戦しちゃった

俺らは投手、バッテリーを守らないといけない

乱闘したいわけじゃない

勝ちたかったね

出典:https://www.sanspo.com/baseball/amp/20170405/tig17040505040005-a.html

と、ブチ切れてバレンティンにジャンピングニーを食らわせた割に、試合後の談話は落ち着いています。

藤浪選手とヤクルトはこの乱闘前から因縁も

藤浪選手とヤクルトには、この乱闘の前から因縁がありました。

この乱闘の前年2016年4月に、藤浪選手はヤクルト谷内亮太(2018年オフに日ハムへトレード)を死球で骨折させています。

この骨折で谷内は全治3カ月の重傷を負っています。

もちろん藤浪選手は谷内に謝罪し、両者は和解もしていました。

ただ、乱闘があった試合でも初回に山田哲人、バレンティンの二者に続けて、肩から頭付近への抜け球を投げ、尻もちをつかせる場面もありました。

そしてその後に畠山への死球なので、そこで畠山を含むヤクルト陣が、谷内の骨折や初回の危ないボールなどを回想し、完全にスイッチが入ってしまったのかも知れません。

ただ、藤浪選手の危ないボールは間違いなく故意ではなく、抜け球です。

そこだけはお忘れなく。

今後、藤浪選手がヤクルト戦で与死球や危ないボールを投げると、この乱闘が因縁となってエキサイトする可能性もありえます。

ある意味では注目です。

まとめ

画像出典:https://www.instagram.com/p/BULuPrAASO_/?taken-by=hanshintigers_official

この記事では藤浪晋太郎選手の

  • 過去の与死球数
  • 与死球が多いのはなぜか
  • ヤクルト・畠山との因縁

などについて紹介してきました。

阪神が優勝する為には藤浪選手の完全復活が絶対に必要だと思います。

若手の先発ローテ候補選手も増えてきているので、藤浪選手にはスパイス和田監督時代並みの活躍を、最低でも期待したいですね。

できれば日本を代表する選手へと覚醒して欲しいですが・・・

とにかくファンの皆さんは、今後も藤浪選手を温かく見守ってあげましょう。

今後の藤浪選手の復活、覚醒に期待です。

ありがとうございました!

藤浪晋太郎選手はイップス?不調の原因は?年俸や成績も!

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