ラファエル・ドリス選手は2016年から阪神で中継ぎとして活躍している助っ人外国人選手です。
1年目の2016年はセットアッパーとしての起用が多かったですが、その後は主に抑えとして起用されていて、2017年には阪神の強力な中継ぎ陣の抑えとして、セ・リーグの最多セーブのタイトルを獲得しています。
この記事では
- ドリス選手の出身、球種、特徴などのプロフィール
- ドリス選手の年俸&阪神との契約内容
- ドリス選手が帽子の下に被っている水泳帽の意味
などについて紹介していきます。
ラファエル・ドリス選手のプロフィール

画像出典:https://www.iza.ne.jp/smp/kiji/sports/photos/171015/spo17101509300020-p3.html
名前:ラファエル・ドリス(Rafael Dolis)
生年月日:1988年1月10日
身長・体重:195cm・109kg
血液型:不明
背番号:98
ポジション:投手
投球・打席:右投げ右打ち
国籍:ドミニカ共和国
出身:ラ・ロマーナ州ラ・ロマーナ
経歴:ディビナプロビデンシア高→カブス→ジャイアンツ→タイガース→阪神
プロ入り:2004年アマチュアFA
ドリス選手の球種
ドリス選手の投げる球種は
ストレート(フォーシーム)
フォークボール
シュート(ツーシーム)
スライダー
が主な球種です。
ストレートは日本では最速161キロを記録しています。
この速いストレートと三振を取れるフォークを中心にして投球を組み立ています。
ドリス選手の投手としての特徴
- 最速102mph(約164km/h)を記録する速球とフォークボールを投げる。
- 阪神時代に記録した161km/hは、球団史上最速(NPBの一軍公式戦に登板した投手では歴代3位タイ)の記録にもなった。
- 阪神入団後は2017年シーズンまで被本塁打が少なく、NPB一軍公式戦に通算で97試合に登板しながら、88試合目の登板であった同年9月5日の対広島東洋カープ戦で安部友裕にサヨナラ2点本塁打を浴びるだけにとどめていた。
出典:Wikipedia
ドリス選手の一番の特徴は最速160キロを超える速いストレートです。
自己最速は164キロで日本(阪神)では161キロを記録しています。
この161キロは藤浪晋太郎選手の160キロを超え、球団最速の記録になっています。
また、ドリス選手は2016年の阪神入団から2017年9月にマツダスタジアムで広島・安部にサヨナラホームランを打たれるまで、87試合連続で被本塁打が0でした。
87試合連続でホームランを打たれていないって凄いですね。
ただ2018年は4本の被本塁打を許していて、それまでに比べ被本塁打数が急増しています。
2018年は勝負所での失点が目立った所もあったので、今後の復調にも期待です。
ドリスの初被本塁打について
筆者の私もドリス選手が初めて被本塁打を許した2017年9月の広島・安部に打たれたサヨナラホームランは嫌な思い出としてよく覚えています。
首位広島と5ゲーム差くらいの2位で迎えたマツダスタジアムでの3連戦初戦だったと思います。
ドリスならホームランはないと思っていましたが安部に見事に打たれました。
そして結果、2戦目3戦目も負けて3連敗。
この3連戦を3タテして奇跡の逆転優勝なんて思っていた私にはかなりのダメージがありましたわね・・・
以上、ドリスの初被本塁打についてでした。
ドリス選手の年俸&阪神との契約内容
ドリス選手は2016年の阪神入団から2019年まで、4年連続単年契約で阪神と契約しています。
阪神入団からの推定年俸は
2016年・年俸5000万円
2017年・年俸5000万円
2018年・年俸1億2500万円
2019年・年俸1億7000万円
阪神入団時の推定年俸は5000万円なので、2019年の1億7000万円は3倍以上の年俸アップです。
個人的には2019年の年俸は、2018年の内容からしても現状維持くらいだと思いました。
まさか5000万円近くアップして1億7000万円まで上がるとは思いませんでしたね。
※年俸額は推定です
2017年は春季キャンプでトライアウト後に再契約
ドリス選手は阪神入団1年目の2016年7月に右肘を痛めて登録抹消され、その後の登板はありませんでした。
そして9月にドミニカに帰国し10月に右肘の手術を受けました。
その為、ドリス選手は一度、自由契約選手として公示されました。
阪神は術後の状態などの調査を続け、2017年1月に実戦で投げられる状態まで回復している事を確認し、トライアウトも兼ねてドリス選手を一軍春季キャンプへ参加させる事を決めました。
その後、ドリス選手は一軍春季キャンプのトライアウトを兼ねた紅白戦に登板し、最速153キロを記録した事から紅白戦後に正式に再契約になりました。
その年のドリス選手はセ・リーグのセーブ王のタイトルを獲得し、トライアウトからのタイトル獲得という大活躍を見せました。
ドリス選手の水泳帽の意味は?

画像出典:https://www.instagram.com/p/BYfWnUggnPv/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=aiupx7gz4j15
ドリス選手は阪神の帽子(野球帽)の下に阪神のロゴが入った水泳帽を被っています。
これは帽子の二枚重ねで、水泳帽の上に普通の帽子を被っているって事です。
この水泳帽を被る意味は
ドレッドヘアーをまとめるため
という事らしいです。
確かにドリス選手は投球後に帽子が脱げて水泳帽姿になっている事がよくあります。
水泳帽を被ってなかったら自慢のドレッドヘアーが乱れるのかも知れませんね。
ドミニカではドレッドヘアーが流行?
ドリス選手の母国であるドミニカ共和国ではドレッドヘアーが流行しているようです。
ドミニカでは多くの人がドレッドヘアーにしているらしく、ドリス選手と同じくドミニカ出身の元阪神マテオ選手やメンデス選手もドレッドヘアーでした。
ドリス選手がドレッドヘアーにしたのは阪神に入団する少し前のようで、ドリス選手によれば
「実はずっとやってみたかったんだけど、球団がドレッド禁止だったんだ。でも、タイガースはOKだったからね。『やっとできる!』ってうれしかったよ」
と阪神の前の球団ではドレッドが禁止されていたようです。
また、長さにもこだわりがあるらしく
「長すぎると、ピッチングの時に顔にベシッて当たるからね」
と帰国時にカットして調整しているようです。
ただそれでもドリス選手のドレッドは投球時にかなり暴れている気がします。
なので今後も水泳帽との二枚重ねは必須でしょうね。
まとめ
この記事では
- ドリス選手のプロフィール
- ドリス選手の年俸&契約内容
- ドリス選手の水泳帽の意味&ドレッドヘアー
などについて紹介してきました。
ドリス選手の水泳帽には自慢のドレッドヘアーをまとめる意味があるようです。
確かに水泳帽無しの場合、ドレッドが乱れまくる気がしますね。
よく投球時に帽子が脱げて水泳帽姿になってることもあるので・・・
なので今後も水泳帽は必須です。
また、ドリス選手は速いストレートが魅力の選手です。
今後、自己最速の164キロを日本でも記録するかも知れません。
これからもドリス選手のドレッド、水泳帽、球速に注目です!
ありがとうございました!