西勇輝選手はFAでオリックスから阪神に移籍しました。
FA宣言後は阪神の他にソフトバンク、オリックス、横浜DeNAなどと交渉を重ねていました。
西選手としても非常に悩んだようですが、最終的には契約内容でソフトバンクに劣る阪神への入団を決めました。
この記事では
- 西勇輝選手のプロフィール
- 阪神での契約内容
- 獲得を目指した他球団の提示
- 入団を決めた関西へ愛着と矢野監督からの言葉
などについて紹介していきます。
西勇輝選手のプロフィール

画像出典:https://www.sankei.com/smp/sports/news/181214/spo1812140024-s1.html
名前:西勇輝(にし ゆうき)
生年月日:1990年11月10日
身長・体重:181cm・80kg
血液型:B型
背番号:16
ポジション:投手
投球・打席:右投げ右打ち
出身:三重県三重郡
経歴:三重県立菰野高→オリックス→阪神
プロ入り:2008年ドラフト3位
- スリークォーターから平均球速約141 km/h、最速149 km/hのストレートに、シュート、スライダー、カーブ、チェンジアップを交える。
- プロ入り1年目からすでに完成されたフォームに、10球程度で肩が出来上がる仕上がりの早さ、物怖じしないマウンド度胸が持ち味である。
- マウンドに上る際、通常の右腕投手とは異なり、投手板の一塁側ぎりぎりを踏んで投球する。これは右打者へのシュートを投じやすくするための工夫と言われている。
FAで阪神入団!契約内容は?

画像出典:http://blog.livedoor.jp/nanjstu/archives/54593846.html
FAで阪神入団を決めた西選手ですが、提示された契約内容としてはソフトバンクの提示の方がかなり高条件でした。
阪神はソフトバンクの提示をみて上方修正があったようですが、それでもソフトバンクの条件には劣っていたようです。
阪神と4年総額10億円以上の条件で契約
西選手を獲得を決めた阪神が西選手との交渉で提示した条件は
4年契約・総額10億円前後
の条件だったようです。
新聞によって金額に開きもあり、阪神はソフトバンクの提示をみて、2回目以降の交渉で更に上方修正したようで、最終的には
4年総額10億円以上(新聞によっては最大16億円とも)
の条件で入団を決めました。
この条件はあくまで推定です。
ただ初回交渉からの上方修正を考えると10億円以上の条件である事は間違いないと思われます。
獲得を目指した他球団の条件は?
西選手の獲得には阪神の他にオリックス、ソフトバンク、横浜DeNAが参戦していました。
また、中日も水面下で西選手の調査を進めていたようですが、ソフトバンクが参戦することで大規模なマネーゲームが必至とみて交渉解禁前に撤退となったようです。
中日球団幹部の話によると
「ここ数年(西は)安定した成績を残しており、先発投手が弱点のウチにとって欲しい人材。だが、ソフトバンクさんが獲得に名乗りを上げれば(条件的には)太刀打ちできない」
とのことで、条件的に撤退せざるをえなかったようです。
実際に西選手と入団交渉したオリックス、ソフトバンク、横浜DeNAの提示した条件の推定は↓
ソフトバンクの提示した条件
- 1回目の交渉で4年15億円前後を提示
- 2回目以降の交渉でさらに上方修正し、最終的には4年最大20億円の条件を提示した模様
オリックスの提示した条件
- シーズン終了後の初交渉で4年8億円前後を提示
- 2回目の交渉で更に上方修正
横浜DeNAの提示した条件
- 4年契約を提示
- 提示した金額は不明
阪神入団を決めた要因は慣れ親しんだ関西&誠意
西選手が条件面でソフトバンクに劣る阪神への入団を決めた要因は
- 慣れ親しんだ関西への愛着
- 阪神からの誠意
などが大きな要因のようです。
慣れ親しんだ関西への愛着
西選手が阪神入団を決めた1番の要因は慣れ親しんだ関西への愛着が大きかったようです。
西選手自身も阪神入りを決めた際に
「環境を変えたくなかった」
と語っています。
また、西選手は2016年に一般女性と結婚していますが、この奥さんも関西への愛着が強かったみたいです。
日刊ゲンダイによる阪神OBの話では
「ここ1、2年の間に、大阪市内にマンションを購入し、奥さんも慣れ親しんだ大阪に愛着があるそうです。FA解禁前から在阪球団である阪神が有利といわれていた。そこにソフトバンクが参戦したことで、阪神も当初の4年10億~12億円から誠意として条件を上方修正。西サイドとしてはウハウハの結果になった。阪神のフロントは11月16日に大阪で行われた西との1回目の交渉直後に、グラスを傾けながら食事をしていたそうですから、当初から勝算があったのでしょう」
とのことで、関西を離れる事に少なからずの抵抗もあったのかも知れませんね。
阪神からの誠意
関西への愛着の他に阪神からの誠意も西選手が阪神入りを決めた大きな要因だったようです。
3度行われた阪神との入団交渉では2度目以降に条件面での上方修正もありました。
また、交渉時に矢野監督からかけられた言葉も気持ちを動かされる要因になったようで、西選手によると
「矢野監督からは『ファンを喜ばせたい』という言葉がありました。自分自身、球場に来てくれる方とともに、一緒に頑張りたいと思っていますので。そういう言葉が聞けて、本当によかったです」
と矢野監督の
「阪神ファンを喜ばせたい」
という言葉に気持ちを動かされ、誠意を感じたようです。
まとめ
この記事では阪神・西勇輝選手の
- 西勇輝選手のプロフィール
- 西選手の契約内容・他球団の提示した条件
- 入団を決めた関西へ愛着と阪神からの誠意
などを紹介してきました。
西選手は推定でソフトバンクより10億円程、金銭面での条件が劣った阪神を選び入団を決めました。
それだけ関西への愛着が強かったのかも知れません。
ただ、阪神ファンとしては10億も条件で劣った阪神を選んでくれたことを非常に嬉しく思いますね。
また、西選手はオリックスで打線の援護が非常に少なかった気がします。
阪神の打撃陣には力強い援護をお願いしたいです。(西選手に限らずですが)
とにかく今後、阪神・西勇輝選手の活躍に期待しましょう!
ありがとうございました!