島本浩也選手は2018年の1軍登板は1試合のみで2017年は1軍登板0でした。
2016年は23試合1軍登板していましたが、ここ2年間は登板が減っています。
ただ矢野監督は2軍監督時に島本選手の投球を間近で見ていて評価も高いようです。
この記事では
- 島本浩也選手のプロフィール
- 島本選手に対する矢野監督、江夏豊氏の評価
などについて紹介していきます。
島本浩也選手のプロフィール
島本浩也選手の主なプロフィールは次の表の通りです。
生年月日 | 1993年2月14日 |
身長・体重 | 176cm・74kg |
血液型 | B型 |
背番号 | 69 |
ポジション | 投手 |
投球・打席 | 左投げ左打ち |
出身 | 奈良県大和高田市 |
経歴 | 福知山成美高 |
プロ入り | 2010年育成ドラフト2位 |
福知山成美高校では2年の春からベンチ入りし秋の県大会では準優勝しています。
その後の近畿大会では1回戦でPL学園と対戦し9回10奪三振1失点という内容で完投勝利を収めています。
ただ3年では他の部員が不祥事を起こし、日本高校野球連盟から対外試合禁止処分を受けています。
そのため高校在学中の甲子園出場はありませんでした。
阪神へは2010年育成ドラフトで2位指名され支度金200万円、年俸300万円の条件で契約し入団しました。
入団時(支配下登録前)の背番号は126でした。
2014年に支配下登録
島本選手は入団から3年間を育成選手として過ごし、2014年のシーズン終了後に支配下登録を勝ち取りました。
この時に背番号が現在の69に変更されました。
そして2015年は春季キャンプは1軍宜野座キャンプに初参加し、オープン戦で6試合連続無失点を記録して初の開幕1軍を果たしました。
支配下登録後は2015年18試合、2016年23試合と1軍登板を増やしていました。
ただ2017年1軍登板0、2018年1軍登板1試合と、ここ2年は2軍にいることが多くなっています。
左の中継ぎとして1軍定着を目指している
島本選手はここ2年間、1軍登板が減っています。
ただ2018年は2軍でチーム3番目の34試合に登板していて、2軍が日本一になった矢野2軍監督の元で活躍しました。
ここ2年間の1軍登板は減っていますが、矢野監督就任もあって今後は2軍で多く登板した島本選手に1軍で登板のチャンスもありそうです。
なので2019年の春季キャンプ、オープン戦でのアピールによっては4年ぶりの開幕1軍もあり得ます。
矢野監督や江夏豊氏の評価は高い!

出典:サンスポ
矢野監督は2軍監督として1年間間近で島本選手を見てきて1軍でも通用するレベルと評価しているようです。
また、阪神OBの左腕投手で島本選手と同じ奈良県生まれの江夏豊氏も以前のキャンプで島本選手を高評価しています。
矢野監督の評価
矢野監督は秋季キャンプ前の秋季練習に2軍から島本選手も召集し参加させました。
秋季練習前の談話では
俺は今年2軍でやったけど、左で島本も飯田も(中継ぎで)いけると思う
と語っていて島本選手の2軍での投球を評価しているようです。
また、香田2軍投手コーチも「島本を中継ぎで何とかしたい」と語っていたこともあり、チームとしても1軍中継ぎ定着を期待しています。
江夏豊氏の評価
江夏豊氏と島本選手は同じ奈良県生まれで同じ左腕投手という共通点があります。
2015年の春季キャンプで江夏氏が臨時投手コーチを務めた際には島本選手を高く評価しています。
キャンプ終了時には“江夏賞”として江夏氏オーダーメイドのグラブを直接プレゼントされました。
この時の島本選手について江夏氏は
「島本くんに受け取ってもらいたくてね。ブルペンで投げる姿をずっと見ていて、決して恵まれた体格ではないのだけど、いい球を投げている。昨年までは三ケタの背番号(育成契約)だったけど、そこから頑張って…ね。これは偶然なんだけども、同じ奈良県人会なんだよな」
と語っています。
このキャンプではキャッチボールの大切さについてを常に指導していたようですが
「ボクが一言言ったぐらいで変わるほど甘い世界じゃないよ。彼らがどう感じて、チャレンジしていくのか」
とも語っています。
ただ島本選手はこのキャンプ後のオープン戦で6試合連続無失点を記録し開幕1軍を勝ち取りました。
まとめ

画像出典:球団公式インスタグラム
この記事では
- 島本浩也選手のプロフィール
- 島本選手に対する矢野監督、江夏豊氏の評価
などを紹介してきました。
島本選手は2019年26歳でまだまだ若く、これからの成長にも十分期待できると思います。
ただ島本選手と同期入団の高卒は入団時に6人いましたが4人が戦力外となり、残っているのは中谷選手と島本選手の2人だけです。
2019年はプロ9年目になり、結果も求められてきます。
島本選手はこの1軍中継ぎ定着のチャンスでアピールが必要ですね。
まぁまずは2019年開幕1軍を目指して今後もがんばってもらいましょう。
ありがとうございました!