阪神タイガースは2005年からリーグ優勝はありません。
そして2018年は2001年以来17年ぶりの最下位になってしまいました・・・
日本一に至っては球団創設から1985年の1度のみです。
阪神は日本のプロ野球の球団では読売に次ぐ2番目に歴史の長い球団ですが、日本一が1度って・・・
楽天は2005年に創設されて9年目で既に1度日本一になっています。
冷静に考えてみると阪神って幾ら何でも優勝しなすぎですね・・・
この記事では2018年最下位になってしまった阪神の弱い原因について考えてみました。
2018年の阪神が弱い原因
2018年の阪神は最下位という非常に残念な結果に終わってしまいました。
それにはいくつか原因がありますが、やはり1番の原因は打撃力が挙げられると思います。
期待のロサリオが大不振
開幕前から非常に期待の大きかったロサリオは期待には程遠い大不振に終わりました。
シーズン打率は.242の低さで、外の変化球に全く対応できずに三振する姿を飽きるほど見せられました。
1番の期待だったホームランも8本に終わり、甲子園でホームランはシーズン通して0本でした。
終盤は1軍に上がることもなく、ハズレ外国人助っ人の代表と言える結果に終わってしまいました。
金本監督や首脳陣としても1年間主軸を任せるつもりだったので、このロサリオの不振は大誤算になってしまいました。
セリーグ最下位の長打率(本塁打数)
2018年の阪神は貧打貧打と言われてきましたがチーム打率はセリーグ5位で最下位ではありません。
チーム打率のセリーグ最下位は横浜で.250です。阪神は.253です。
しかし長打率と本塁打数で見ると阪神はセリーグ断トツ最下位になっています。
本塁打はホームが甲子園ということも多少は関係あるとは思いますが
1位の横浜181本
2位の広島175本
に対して阪神は85本と半分以下の本数です。
本塁打が少ないこともあって長打率も非常に低く
広島.431
横浜.415
阪神.361
とかなりの差が見られます。
ちなみに長打率は阪神以外に中日が.380で3割台ですが、その他の4球団は全て4割越えです。
やはりこの本塁打、長打の少なさは最下位転落の大きな原因の一つでしょう。
チャンスであと1本が出な過ぎた
2018年は本当ーにチャンスでのあと1本が出な過ぎました。
頻繁に試合を見ていた方はこの
「チャンスで後1本が・・・」
の気持ちがよくわかると思います。
非常にストレスの溜まる試合も多かったです。
しかし何故か試合終了間際に得点の気配を出すことも多くありました。
9回にチャンスを作り、あと1本で同点の場面で凡退→試合終了。なんて試合が多くありました。
ネットでは
追いつかない程度の反撃
なんて言われたましたが、まさにその通りでしたね。
2018年はこのチャンスであと1本が出ずに落とした試合も多かったと思います。
来季に向け打撃力、長打力のアップは必須!
2018年最下位になってしまった阪神ですが、来季に向けて最下位の大きな原因の打撃力、長打力のアップは必須と言えます。
阪神ファンには朗報かもしれませんが片岡コーチの辞任も決まりました。
今後は無理な右打ちも緩和されることを願います。
片岡コーチが辞任!打撃力アップに期待!
2018年は大山選手など若手選手に無理な右打ちが非常に目立ちました。
この右打ち指導は片岡コーチによるものだったことも分かっています。
大山選手はシーズン終盤にかけて魅力的な引っ張った強い打球を見せ活躍しましたが、序盤から強く引っ張っていたらもっと活躍できた気がします。
片岡コーチの辞任で来季は若手選手が力強く引っ張った打撃を見せてくれることに期待です。
まとめ

画像出典:サンスポ
この記事では
- 2018年の阪神が弱かった原因
- 来季に向け打撃力、長打力の向上は必須
- 片岡コーチが辞任で来季に期待できる
などについて紹介してきました。
2018年は最下位となり金本監督が表向きは辞任という形で解任されてしまいました。
個人的には金本監督の解任は片岡コーチの右打ち指導で若手が不調になったのが悪かったと思い込んでいます。(あくまで個人的な感想ですわよ)
若手選手も積極的に起用してくれた金本監督の解任を悔しく思っている選手が多いと思います。
来季以降は若手選手たちが活躍しチームを引っ張っていって欲しいです。
片岡コーチの呪縛から逃れた若手選手達には来季大きな花を咲かせてもらいましょう!
ありがとうございました!