阪神の春季キャンプ地の沖縄・宜野座球場のネーミングライツ(命名権)を「株式会社かりゆし」が購入、取得しました。
これによって宜野座村は最低でも三年間で1500万円以上のネーミングライツ料が得られることになるようです。今まで以上に球場施設の充実に期待できそうです。
また新外国人・ロサリオの場外弾に備えて「ロサリオネット」の設置も考えられているようです。
ネーミングライツ料によって球場施設が充実すれば宜野座村にとっても、阪神にとっても大きなプラスになります。
宜野座球場の命名権を「株式会社かりゆし」が取得!「かりゆし」とは沖縄の方言で「幸せ」「縁起がいいこと」
「株式会社かりゆし」の社名の『かりゆし』とは、沖縄の方言で「かり」と「ゆし」の結合したもので「めでたいこと」「幸せ」「幸多かれ」などの意味を表していて、とても縁起のいい名前です。
球場施設名にも『かりゆし』が使われる事が有力で、春季キャンプを行う阪神にとっても、縁起が良いと思います!
正式名称はキャンプインまでに選定
宜野座球場の正式名称は2月1日のキャンプインまでに選定する予定です。
宜野座村役場の担当者によると「正式名称は決まっていませんが、2月のキャンプインの頃には名称も決まっていると思います」との事です。
また正式名称の条件は「宜野座」の文字を入れる事と「村民や利用者に親しまれ、野球場・ドームにふさわしい愛称」 という事で、今のところ「かりゆし宜野座球場」や「宜野座かりゆし球場」が有力のようです。
「株式会社かりゆし」とは?
「株式会社かりゆし」は、オーシャンスパやビーチリゾートなど、沖縄本島でホテル業を営む会社です。土産物店などの営業もしています。
沖縄県の発展に貢献することを理念としいて、宜野座村の活性化という意味でもピッタリと当てはまります。
また、サッカークラブ「沖縄かりゆしFC」にも、1999年から2009年シーズンまでの間、出資をしていました。
ネーミングライツ料は年間500万円以上
ネーミングライツの公募は今年の9月から
- 契約期間3~5年以上
- ネーミングライツ料は年間500万円以上
- 平成29年9月1日現在で沖縄県内に登記簿上の本社、支社、事業所を有する法人、その他団体など
という条件で開始され「株式会社かりゆし」が購入、取得しました。
なので最低でも1500万円のネーミングライツ料を、宜野座村は得ることになります。
ネーミングライツ料の使い道は...
担当者は「球場の設備、維持の充実化を図れると思います」と説明しています。
現在、球場施設の維持費に年間約2500万円かかるとされ、財源を確保できたことは宜野座村にとっても大きいです。
また、これまでもスコアボードの電子化や屋内練習場(ドーム)の建設などが行われていました。
さらに球場施設が整備され充実すれば、将来的にオープン戦の開催も現実的になります。
現在の球場設備では、練習試合を行うことは可能ですが、オープン戦は組めません。
ネーミングライツ料によって整備が進めば、将来的なオープン戦の開催にも前進します。
ロサリオの場外弾に備え「ロサリオネット」の設置
新外国人ウィリン・ロサリオ内野手(28)は韓国で2年連続3割30発100打点、メジャー通算71発の実績を誇る大砲候補です。
春季キャンプでケタ違いのパワーあふれる打撃を披露し、多くのアーチが球場外に飛び出す可能性もあります。
そうなった時、防球の為に「ロサリオネット」を新設の可能性や、ロサリオ旋風が起こった時に、警備員の増員などもネーミングライツ料の資金があれば素早い対応が可能になるとのことです。
ロサリオ旋風が起こるかは分かりませんが「ロサリオネット」は本当に必要になるかも知れません。
まぁとにかく選手には、縁起のいい名前の付いた球場施設で、充実した春季キャンプを行ってもらって、シーズンが終わった時、阪神に関わる皆が「かりゆし」になれれば最高です〜
まだ自主トレも始まってませんが、早くもキャンプイン、シーズン開幕が待ち遠し過ぎます。
本当にとにかく、シーズンが終わった時に「かりゆし」になりたいです!!!